育児休業明けで短時間勤務をしている人を対象に、現金給付を検討しているという報道がありましたよね。
給付金を貰えるのは雇用保険加入者が対象ということですが、パートやアルバイトも対象になるのでしょうか。
また、子育て時短勤務給付金についてSNSでは賛否両論があり話題になっています。
今回は、時短勤務給付金の対象者やどれくらいの金額なのか、また世間の声などについて調査してみました。
この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。

時短勤務給付金はパートやアルバイトも貰える?
対象条件や金額はいくら?
- 子育て時短勤務給付金の対象や給付金額
- 子育て時短勤務給付金について世間の声
子育て時短勤務給付金の対象者は誰?パートやアルバイトは?
政府は子育て支援の一環で、育児休業明けで時短勤務をしている人に対して現金給付する制度の創設を検討していると報道がありました。
【子育て時短勤務に現金給付を検討】https://t.co/EAVfMF8cRZ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 12, 2022
子育て時短勤務給付金の対象は下記の通りとしています。
<給付金の対象者>
◎育児休業明けの時短勤務の人
◎雇用保険に加入している人
育児休業明けで短時間勤務をしている人、雇用保険に加入している人が給付金の対象になるということです。
では、パートやアルバイトは対象になるのでしょうか。
子育て時短勤務給付金については、現在検討中で正式に決まっていないので詳細がまだわかりませんよね。
ですが、雇用形態に関わらず条件を満たしていれば給付金の対象になるのではないかと考えます。
条件を満たしている場合…
正社員・契約社員・パート・アルバイトなど雇用形態に関わらず対象になる
時短勤務制度は、正社員やパート、アルバイトなど雇用形態に関係なく利用できますよね。
最初から短時間で働いているパートは対象外になると思いますが、子育てのためにフルタイムから短時間に変更して働いているパートは対象になるのではないでしょうか。
また、雇用保険も条件を満たしていれば正社員、パート、アルバイトなど雇用形態に関係なく加入することができます。
以上のことから、「子育て時短勤務給付金」も条件を満たしていれば、雇用形態に関係なく給付対象になるのではないかと思います。
給付金の対象者などの詳細については続報を待ちましょう!!
子育て時短勤務給付金はいくらもらえるのか
育児休業明けで時短勤務をしている人に向け、現金給付を行う制度を創設することを検討中と報道されています。
では、金額はどれくらいなのでしょうか。
報道によると「賃金の一定割合の金額を雇用保険の中から給付する」としています。
給料の一定割合を雇用保険をもとに拠出して上乗せ支給
勤務時間短縮分でいうと、1日当り2,000~4,000円ぐらいではないかと言われています。
今回の時短勤務給付金は、子育てと仕事の両立を支援することが目的とし、時短勤務によって給料が減ることを防ぐためとのことです。
現在は検討中の制度なので実際に施行されるのかはわかりませんが、これから議論を重ねていくということです。
子育て時短勤務給付金に関する世間の反応
政府が検討している子育て時短勤務給付金についてSNSでは様々な声があがっています。
「貰えるものはありがたい」
「時短勤務だけど、これは違う感」
「お金じゃなくて時短でも勤務しやすい環境がほしい」
「いらない政策」
自分たちにメリットがあるなら賛成という意見もありましたが、子育て時短勤務給付金制度に対して「そうじゃないよね」という意見が多数ありました。
では、Twitterである世間の声を見ていきたいと思います。
仕事復帰は育児時短勤務にしようと出産前から考えてて上司にも伝えてあるんだけど、政府が給付金を考えてるらしい。もらえるなら嬉しいけど、なんかその制度があるから時短にしたと思われそうで嫌だなあ。お金じゃなくて子供といる時間が大事って思って決めたことなのに。
— ゆめ☺︎#1m←40w5d (@99hF1HwzKAZNgy) November 12, 2022
今後、時短勤務を考えている方からは、給付金目当てだと思われそうで働きにくいという意見がいくつか見られました。
給付金の為じゃなかったとしても、時短勤務給付金制度があると言い出しにくくなってしまいそうなのも分かりますね(>_<)
時短勤務者への給付金の話題、やばいですね。
— coco (@mekealohaxoxoxo) November 14, 2022
本当にそんな給付金が出るようになったら、雇用保険からの給付金だから会社から労働局への給付金申請作業が発生するわけですよね。
その申請作業って多くの場合フルタイムのしわ寄せ受けてる側の社員がやるんですよね。
給付金の申請作業などフルタイム社員が行うことになるかもしれないので、さらに仕事を増やしてしまうと心配する意見も。
時短勤務で周囲に申し訳なく感じているうえに、フルタイム社員の仕事を増やしてしまうと感じてしまいます。
時短勤務してるけど、今日も結局時短出来ず定時ダッシュしてるようなやつが給付金?貰ったらめちゃくちゃ感じ悪いわな😇結果仕事は終わってないから投げてるのと同じなわけで。
— はる☺︎@1y♂ (@0m25509191) November 14, 2022
貰える人が肩身狭い給付金って本当どうよ🤷♀️始まる頃対象になるなら時短やめようかとすら思うわ…
時短勤務で終わらなかった仕事をフルタイム社員に任せることになったりしますよね。
「迷惑かけている」と時短勤務の方は思ってしまうので、そんな状況で給付金を貰いたくないと感じている方もいました。
子育て時短勤務に現金給付検討 育休明け、仕事との両立を支援
— 花 (@shaki_H27) November 12, 2022
私は時短勤務勤務者ですが、この案は反対です。給付金があると平等性に欠け時短が取りにくくなる。働いた分稼げるのが当たり前で、ノーワーク時間分はノーペイだから職場に不要な謝罪なく時短勤務ができている。https://t.co/Zm7HFDjcsz
時短勤務者が給付金を受け取ると、平等ではなくなるのではという声もあります。
働いていない時間の賃金は発生しない「ノーワーク・ノーペイ」なのは当たり前だと割り切っている方もいます。
時短勤務の人に給付金って
— pee◎4y&1y (@peeeeepooo0108) November 14, 2022
余計肩身狭くなるし
フルタイムワーママもいるのに。
ほんま変なことしか言い出さないな。
というか本当は児童手当等の
所得制限なくせばいい話なのに
これじゃ働いて税金多く納めてる
人たちが生活苦しいって
おかしな状況になる気が、、
他の誰かも言ってたけど、時短勤務とか急な欠勤のフォローをしてくれてるスタッフにこそ給付金を渡して欲しい。本当に本当に有難い、感謝してるもん。
— 塩昆布 (@me48311438) November 13, 2022
で、欲を言えば時短勤務は、育児に限らず柔軟に年齢制限なく使える制度だと尚嬉しい。もちろんその分は減給で良いです。ここに給付金は要らん。
時短給付金より0-3歳児の保育料無償化してくれた方がよっぽどありがたい。もちろん所得制限なしで。お金が必要とかキャリアのためにフルで頑張るママとかどないすんねん。
— るん子 (@wankoizon) November 14, 2022
特に多かった意見は、時短勤務の人に給付金ではなく、サポートしてくれている周りの人に何かしてあげて欲しいということでした。
また、そのお金を別の育児制度に使うことや保育料無償化など、育児をしながら社会で気持ちよく働ける環境が欲しいという意見もありましたよ。
まとめ
子育て時短勤務給付金の対象者や貰える金額、世間の反応についてまとめました。
育児休業明けで時短勤務をしている人を対象に、現金給付する制度を検討していると政府関係者が明かしていました。
子育て時短勤務給付金の対象者は次の通りです。
・育児休業明けの時短勤務の人
・雇用保険に加入している人
時短勤務制度や雇用保険は、条件を満たしていれば雇用形態に関係なく利用することができるので、パートやアルバイトも対象になるのではないかと考えます。
子育て時短勤務給付金の貰える金額は「賃金の一定割合の金額を雇用保険のなかから給付する」ということで、金額にすると1日当り2,000円~4,000円ではないかと言われています。
子育て時短勤務給付金制度について世間では、「それじゃない感」
「時短勤務の人じゃなくて周りの人に給付して欲しい」
など、育児しながら仕事をしている人達の環境をよく見て欲しいという意見が多くありました。
現在は検討中の子育て時短勤務給付金制度ですが、今後どのように議論されるのでしょうか…
続報を待ちたいと思います。
最後までご覧くださってありがとうございました。