映画シンウルトラマンはなぜカラータイマーがない?無い理由や違いを調査!

映画『シン・ウルトラマン』に登場するウルトラマンの胸にはなぜかカラータイマーが無いですよね。
そして他にも今までのウルトラマンとデザインが少し違いますよね。

どうしてカラータイマーが無くなっているのか、デザインが変更しているのかも気になります。

この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。

シンウルトラマンにはカラータイマーがない?
なぜ無くなった?
ウルトラマンとの違いは何?

この記事を読むことで以下のことがわかります
  • シンウルトラマンのカラータイマーが無い理由
  • ウルトラマンとの違いについて
目次

ウルトラマンのカラータイマーとは

カラータイマーとは、ウルトラ戦士が胸につけているランプのことです。

ウルトラマンの心臓とカラータイマーは繋がっていて、エネルギーの量を示す大切な装置なんです。

ウルトラマンは地球上では3分間しかエネルギーが持ちません

通常は青色に光っていますが、エネルギーの量が減ってくると赤色に変化し点滅します。

そして、カラータイマーが破壊されてしまうとウルトラマンは死んでしまいます。

カラータイマーとは…
ウルトラ戦士が胸に付けているランプで、エネルギーの量を示す装置のこと

ウルトラマンシリーズによって「ビームランプ」「ライフゲージ」など呼び方が変化しますが、基本的に機能はほとんど変わりません。

シンウルトラマンにカラータイマーがない理由

今までのウルトラマンにはあった胸のカラータイマーが『シン・ウルトラマン』にはありませんよね。

実は、カラータイマーがないウルトラマンの姿がもともとのデザインだったのです!

ウルトラマンのデザインを手がけたのは成田亨(なりた とおる)さんで、当初はカラータイマーが描かれていませんでした。

成田亨さんが描くウルトラマンには、初めからカラータイマーが付いていなかった

しかし、円谷プロダクションの方が

ウルトラマンが弱っていることを子供たちにも視覚的にわかりやすくするためにカラータイマーを付けよう

ということでデザインが変更されたそうです。

成田亨さんは本当はカラータイマーがあるウルトラマンを快く思っていませんでした。

ご自身が思い描いていたデザインと異なるウルトラマンになってしまったら辛いですよね…

今回ウルトラマンのデザインについては、『シン・ウルトラマン』の総監督・庵野秀明(あんの ひであき)さんの思いが原点となったそうです。

真実と正義と美の化身』をコンセプトに、成田亨さんが目指していたウルトラマン本来の姿を映像にしたい

ウルトラマンの美しい姿を映像化したいという強い思いがあり、成田亨さんが当初描いていたカラータイマーのない『シン・ウルトラマン』の姿になったんです。

シンウルトラマンは監督・庵野秀明さんが成田亨さんの想いに寄り添って作った映画なんですね(^^

シンウルトラマンとウルトラマンの違いは?

シンウルトラマンとウルトラマンの違いはカラータイマー以外にもあります。

カラータイマーを含め、今までのウルトラマンにあったものが3つ無くなっています

シン・ウルトラマン
・カラータイマーがない
・背びれがない
・のぞき穴がない

ウルトラマンの背中にはファスナーを隠すための『背びれ』と呼ばれるものが付いていましたが、シンウルトラマには付いていません。

左側が今までのウルトラマンで、右側がシンウルトラマンです。

キレイな背中になっていますよね(^^)

そして、ウルトラマンの目にあった黒い点『のぞき穴』と呼ばれるものも無くなっています。

カラータイマーと同じく、背びれものぞき穴も成田亨さんが当時望んでいなかったデザインなんです。

美の追求を実現するために、ウルトラマンのデザインにはこだわりがあったそうですよ。

今回は成田亨さんが本当に描きたかったウルトラマンが映像化されることとなりました。

まとめ

映画『シン・ウルトラマン』にカラータイマーが無い理由やウルトラマンとの違いについてまとめました。

シンウルトラマンにカラータイマーがない理由は、成田亨さんが描いた『真実と正義と美の化身』をコンセプトに、美しいウルトラマンを映像化したいという思いがあったからです。

シンウルトラマンとウルトラマンの違いは、「カラータイマーがない」「背びれがない」「のぞき穴がない」の3つです。

今回の映画で描かれているシンウルトラマンの姿は、成田亨さんが当初に描いていた美しさにこだわったウルトラマンです。

デザインが変更されたというより、ウルトラマンの原点ですよね(^^)

シンウルトラマンの美しい姿にも注目してみてくださいね!

最後までご覧くださってありがとうございました。

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