Jリーグ・名古屋グランパス所属で、サッカー日本代表選手の相馬勇紀選手。
E-1サッカー選手権2022にも出場し、MVPを受賞する活躍で日本を優勝へと導いた一人でもあります。
そんな彼はどんな家系で育ち、両親はどんな人物なのでしょうか?
今回は相馬勇紀選手の家系について、また、父親の安紀さんと母親の靖子さんについて。
それから彼と両親の関係性について紹介していきます。
相馬勇紀は中村屋の末裔
相馬選手は中村屋の創業者である、相馬愛蔵さんと妻の黒光さんの玄孫にあたるそうです。
中村屋は1901年創業の老舗店で、一般的には新宿中村屋の名称で知られています。
昨夜のサッカーE-1選手権で大活躍の相馬 勇紀選手をちょっと見てみたら、なんと新宿中村屋の創業者の相馬愛蔵・相馬黒光ご夫妻の・・やしゃごだそうで驚きました。相馬黒光夫人に誘われて彫刻家になったのが碌山荻原守衛。勇紀選手の高祖母にあたる黒光夫人の像を制作しました。重要文化財です。 pic.twitter.com/bdGht3C9jh
— 喜右衛門 ☆ (@toshikatu0214) July 28, 2022
中村屋といえば、カレーや中華まん、和菓子などで有名ですよね。
また、クリームパンを日本で初めて販売したのも中村屋だそう。
そんな立派な老舗店を営む家系の元で育ったのですから、なかなか裕福な家庭であったと推測
されます。

相馬勇紀選手の父親について
相馬選手の父親は相馬安紀さんです。
安紀さんは元テニスプレイヤーで、同じく元テニスプレイヤーである松岡修造さんの練習パートナーを務めたこともあるそうです。
そのため相馬選手も幼い頃から、松岡さんと面識があったのだとか。
また、現役引退後はテニス用品などを製造・販売するグローブライト株式会社に就職しています。
テニスプレイヤーとして現役を終えてからも、テニスに携わる会社に勤める安紀さんにテニスへの情熱と愛情を感じますね。
相馬選手が小学1年生の頃、幼稚園生の頃から通っていた、三菱養和会のサッカースクールと並行し、地元のサッカー少年団である布田SCに通わせるようになりました。
その傍ら、父親の安紀さんはU-12世代のコーチライセンスのC級コーチライセンスを取得し、なんと息子が通う布田SCのコーチになったのです。
コーチのライセンスを取得され、実際にコーチになるくらいですから、懸命にサッカーに取り組む息子の姿を間近で見て、大変熱心に応援されていたことでしょう。
安紀さんのSNSでも相馬選手に関することばかりで、その熱心さが見受けられます。

相馬勇紀選手の母親について
相馬選手の母親は相馬靖子さん。
相馬選手の父親の安紀さんと同じく元テニスプレイヤーでした。
母親の靖子さんは学生時代、全国有数のテニスプレイヤーでしたが、国内でもトップの選手との対戦で実力差を感じて、大学で現役を引退しました。
靖子さんは安紀さんと共に、相馬選手が子どもの頃からほぼ毎試合、応援に駆けつけていたそうです。
夫婦揃って熱心に相馬選手のサポートをされていたんですね!
相馬勇紀の両親との関係性について
父親の安紀さんは相馬選手をよく褒めるタイプで、反対に母親の靖子さんは厳しい言葉をかけ、バランスをとっていたようです。
靖子さんは自他共に認めるほどの相馬選手の一番のファンで、一人っ子の相馬選手を「超過保護」に育てたのです。
その「超過保護」なこともあり、少年の頃の相馬選手は靖子さんのことを時には疎ましく感じてしまうこともあったのだと言います。
靖子さんは思ったことを口に出さないと気が済まないタイプで、相馬選手のプレーに対して口を出すこともしばしば。
時にはお互い泣いてしまうまで終わらない、激論を交わすこともあったそうです。
家族3人ともアスリートであるため、負けず嫌いが高じて言い合いになってしまうのでしょう。
きっと、こういったエピソードも靖子さんが「超過保護」なあまり、息子を心配してのことかもしれません。
靖子さんと夫である安紀さんも激しい口ゲンカをすることがあり、相馬選手がケンカの仲裁をしていたのだとか。
そんな両親の姿を反面教師に、相馬選手は穏やかでポジティブな性格に育ったのです。
相馬選手が少年の頃と変わらず、負けず嫌いな部分とポジティブな性格であることも、一流の
サッカー選手として活躍できている理由の一つなのですね。
21歳になりました。
— 相馬勇紀 (@soma270225) February 25, 2018
早生まれなんですね😏
少し大人になれたかも!笑
自分を生んでくれた両親に感謝すると共に、いつも周りで関わってくれている方々への感謝は忘れません。
『結果にこだわる』
いつもいつも楽しいです😁 pic.twitter.com/BEdsBMasYl
また、両親の教えとして母親の靖子さんは睡眠の重要性、父親の安紀さんは栄養の重要性を教えてくれました。
両親共に元アスリートなので、その重要性は本人たちも直に感じていたのでしょう。
スポーツ選手としてそれがいかに大事であるかをしっかりと息子にも教えていたのですね。
相馬選手はこの教えや、親が授けてくれた生まれ持った強い体にも感謝していると述べています。
靖子さんは厳しく、安紀さんは優しく見守るというバランスが、相馬選手を素敵な人物に育て上げた秘訣なのかもしれません。
まとめ
今回は相馬勇紀選手の家系と父親、母親について紹介しました。
相馬選手が中村屋の創業者の玄孫だなんてびっくりでしたね。
それから両親もアスリートで、家族3人ともスポーツのエリートだったというのも新たな発見でした。
両親が学んだ教訓を時には厳しく、息子である相馬選手に惜しみなく伝授していたことでしょう。
それをしっかりと受け止められる素直さと、実力として発揮できる能力も相馬選手の魅力であるといえます。
そして元アスリートである両親の血を引き継ぎ、一流のサッカー選手として相馬選手が活躍されていることが何よりの証拠です。
素敵な両親に育てられた相馬選手の活躍にこれからも注目したいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。