おせちの黒豆に添えられている赤いもの皆さんみたことありますか?
見たことあっても飾りだと思ってる方もいるのでは?
実は食べることができます!
地域によって入ってあるところと入ってないところがあるので見たことも食べたことないという方もいると思います。
今回はチョロギの正体や、チョロギを入れる地域について調査したいと思います。

おせちの黒豆に添えてる赤いやつって何?
地域によって食べない?
- チョロギの正体と味について
- チョロギの意味について
- 食べる地域について
お正月のおせち料理で黒豆に入ってる赤いやつの正体と味について
皆さんおせちを食べるときに黒豆に添えられてた
「赤い巻貝のようなもの」を見たことはありますか?
もしかすると見たことがないという方もいるかもしれませんが、見たことある人には「あ、あれだ!」とすぐにわかるかもしれません。
そんなおせちに入っている「赤いもの」の正体をご存じでしょうか。
<正体>
赤い正体はチョロギ(長呂儀/千代呂木)です。
チョロギとは、シソ科の植物で食卓に出るのは、塊茎部分です。
長さは1〜3cm程度。
巻貝のような形をしているのが特徴です。
元々は白色をしているようですが、漬けて赤く染色しているようです。
味はどんな味なのかというと、カリカリ梅の少し薄い味だそうです。
見た目はやわらかそうなイメージですが、食感はらっきょうのような硬さです。
「チョロギ」お正月料理に使うらしいのだが見た目のインパクトが凄い。味と食感は薄味のカリカリ梅、長寿を祝う意味が込められてるらしいです。
— カラシ大福 (@wM7I5dukMZerPbK) December 25, 2022
おせち料理を食べる時に黒豆の脇や上に添えられてる、飾りじゃなく食べられます。 pic.twitter.com/TOVy92uMPe
おせち料理にはそれぞれ由来がありますが、おせちに入っているということはチョロギにも意味があるのでしょうか。
おせち料理のチョロギを入れる意味
おせち料理に入っているチョロギには意味(由来)があります。
チョロギは「長寿を願う」という意味があり、長寿に縁起が良いということで、おせち料理として選ばれるようになりました。
チョロギは基本的に、黒豆に添えられていることが多いです。
「まめに働く」という意味がある黒豆と、「長寿を願う」という意味があるチョロギを一緒にし、「健康でまめに働けるように」と願いが込められているようです。
チョロギはおせち料理以外のお祝い事の料理に使われたりもします!
また、海外でもフランスなどで生産しており、フランス料理のサラダの素材として登場したり、
茹でたりソテーしたりと、フランス料理には頻繁に使われています。


おせち料理のチョロギを食べる地域
チョロギは入っている地域と入ってない地域があり、この記事を読んで初めて「チョロギ」という存在知ったという方もいらっしゃると思います。
ではどこの地域が食べるのでしょうか。
チョロギは主に東北地方で生産されています。
その為、関東~東北地方のおせちには入っていることが多いです。
その為関東から西の地方(主に関西~九州)の方は基本的におせちに入っていないため、「チョロギ」という言葉すらも聞いたことがないという方が多いと思います。
これ。このお正月の黒豆に入ってるやつ。
— 姐、燦々 (@neeesan_who) January 1, 2018
チョロギっていうんですけど、
関西では食べないんですよね。
知ってる人います? pic.twitter.com/HKxpLyqtEO
まとめ
今回はおせち料理の黒豆に添えられていたり、
単品で入っている「チョロギ」について正体や意味についてご紹介しました。
チョロギは主に東北地方で生産されていて、シソ科の植物で食べることができます。
生のチョロギは白色ですが、食用はシソ・梅などで赤く染めています。
おせち料理に入っているため、もちろん意味があり、チョロギは「長寿を願う」という意味が込められています。
黒豆に添えることで「健康にまめに働く」という意味があるようです。
チョロギは主に東北地方~関東あたりでおせちに入っていて食べる方が多いので関西から西ではあまり馴染みがありません。
味はカリカリ梅のような味とのことですので、
ぜひ食べたことがない方はチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。